4日目 その2
アーチなのかブリッジなのか?
昼にメサヴェルデを出て、次に向かったのはナチュラルブリッジ国定公園。
ここは再度、UTAH州になるので、たった数時間でコロラド州を後にする事になります。
例によって田舎道を走り続けるんですが、こんな一般道でも制限速度は75マイルとかです。キロに直すと120km/hなので、日本の倍の速度です。
でもこっちの人は制限速度を守る人が多いと思います。
私もその道路の制限速度いっぱいで走りますが、遅い車があれば普通に追い越し出来るし、邪魔してくるようなタチの悪い人いないし、全般的に気持ち良く走れます。
でも、それはあくまでも大都市以外の話ですね。
ナチュラルブリッジですが、浸食によって出来た天然の橋です。
こんな岩だらけの台地に4つのブリッジがあります。
シパブブリッジ
アメリカの国立公園などには「アーチ」というものもありますが、「アーチ」は風によるもの、「ブリッジ」は川の浸食によって出来たものと分類しているみたいですが、どなたかわかる人いませんか?教えて下さい。
オワチョモブリッジ。
ここはTVの「世界の果てまでイッテQ」でカレンダー撮影された所です。
このナチュラルブリッジ周辺はアメリカで1番暗い夜空だそうで、「ダークスカイコミュニティ」の1番目だそうです。
この「ダークスカイコミュニティ」は夜空を楽しむという事らしく、他にアリゾナのフラッグスタッフが有名です。その為、夜はホントえげつないほどキレイに星が見えるらしいです。
「ナチュラルブリッジ」、「星」で検索すると綺麗な画像が出てきます。
残念ながら、私達はそんな時間まで滞在するのは無理なんで、トレイルを歩くだけにしました。
真下から見ると、迫力があります。
そして、綺麗な青空を見ると夜の星空が想像出来るぐらいです。
実はこの公園、ちょっとマイナーなんで、訪れる人も少ないんです。観光客、トータルで30人もいなかったんちゃうかな?
そんな静かな台地に、ただただ、谷間を渡る風の「ゴーッ」って音が響き渡ってました。
滑ったら終わり・・・の道
人気のないナチュラルブリッジを後にして、ホテルのあるメキシカンハットに向かいます。
2時間もかからずに到着できるはずですが、途中、峠道を通らないといけません。この道、モキ・ダグウェイと言って、未舗装で、スイッチバックが多いキツイ道です。
それも、300mの高さを一気に下るので、侮れません。
画像でも下までかなりあるのがわかると思います。そして、画面右上に謎の山が・・・。平原にポツンとある山。これが浸食によるものかどうかわかりませんが、ちょっと登ってみたくなります。
崖ギリギリで下って行きます。
道幅が十分ではないため、対向車が来たらちょっと大変です。
崖が真近で見れて、結構楽しいですけどね。でも、下り坂に未舗装なので、滑りやすく、見ての通り、ガードレールとかはないので、落ちたら終わりです。
岩が落ちてきそうな道でも、日本のようにネットを張ったりしていません。ちょっと考えられないです。ただ、この道に限って言えば、交通量が凄く少ないので、これでもいいのかもしれません。
未舗装だし、岩がせり出しているし、勾配がキツイし・・・ですが、日本では体験出来ない道です。
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